
東京都文京区の史跡「湯島聖堂」。
屋根の上には異界の聖獣達がわんさか集まって、この建物を災いから守護しています。

湯島聖堂の入り口、仰高門(ぎょうこうもん)。


湯島聖堂には「世界最大の孔子像」がある。
孔子は儒家の始祖で、釈迦・キリスト・ソクラテスと並ぶ「四聖人」の1人なんだって、初めて知った。


湯島聖堂「入徳門(にゅうとくもん)」にも、これまた独創的な聖獣が多数。
今にも動き出しそうなとても霊的なパワーがあり、畏れを感じるほどだった。

湯島聖堂、杏壇門(きょうだんもん)。
奥に見えているのが大成殿(たいせいでん)。儒教創始者である孔子の霊を祀る「孔子廟(こうしびょう)」と呼ばれる建物だ。
1690年に江戸幕府5代将軍徳川綱吉によって建てられたが何度も焼失。現在の建物は1935年に再建されたもの。
湯島聖堂は「日本の学校教育発祥の地」。合格祈願の受験生が多く参拝に訪れるそうです。
すぐ後ろには「神田明神」もありますのであわせてどうぞ。


シャチホコのふりをするナニか。湯島聖堂、大成殿(たいせいでん)の屋根の上にも、またスゴイのが居ますね。


設計:伊藤忠太(1867-1954)
湯島聖堂を設計した建築家、伊東忠太先生は、あの超独創的なお寺「築地本願寺」を手がけた方でした。
なるほど、どおりで自由過ぎると思ったよ。
Photography: KAAL